就活面接の基礎#4:あなたの魅力をより広く表現出来ます

面接官:

「これまでの人生で大きな成果を上げたと考えることを1分程度で教えていただけますか?」

学生:

「わたしはアルゼンチンの女性問題支援プロジェクトにボランティアとして参加しました。

 アルゼンチンは貧しい国です。

 毎年国家予算の半分が海外に流出しています。

 同じ女性として、各家庭を一軒一軒訪問して調査を行い、女性の知識が不足するために就労機会も得られないということに気づきました。
 その課題点について検討した結果、リプロダクティブ・ヘルス医療の享受は本来女性や少女の基本的な権利であるにもかかわらず、アルゼンチンの女性や少女たちが、避妊や自発的な避妊治療、レイプ後の中絶手術などの権利を実際に享受することが極めて困難となっている実態を取り除くことが必要であるとの活動方針を定め、女性の教育レベルを向上させるための活動を戸別訪問によって行いました。」

面接官:

( 「ちょっと話を大きく盛っている気もするけれど、ほんとうに自分が担当した役割を具体的に説明せずに抽象化している点が要注意だな。まあ、大目に見て次の質問でさらに確認してみようか。」 )

学生:

 「アルゼンチンでの活動に参加するための費用を自分で捻出するために2年間かかりました。 自宅通学では無いわたくしは、最低限の仕送り以外は自分で収入を得て大学に通う必要がありました。
 学業と両立させながら生活費の不足分に加えて、70万円の合計活動資金を得る必要があったため、比較的安定した家庭教師収入に加えて、飲食チェーン店の“ザ・どん”で働きました。
 そこでの仕事は、他のアルバイト従業員の予定変更に伴う、急な曜日変更出勤依頼、時間延長依頼を店長から頼まれました。 対応出来ないとお店の運営が出来なくなってしまうので、わたしの生活サイクルを変更することで、ほとんどの場合に対応出来ることを可能にし、さらに時間の使い方までをも上手に出来るようになりました。
 毎日午前3:00に起床して、学業は7:30までの決まった時間内に終わらせるようにしました。家を出るまでの時間が限られているために、集中力が向上したことと、数日先の予定も先取りしてその時間内に取り込む習慣を確立出来ました。
 アルバイトが無い日には、20:00には床につくというサイクルにして2年間を過ごしました。」

面接官:

( 「意志が強く集中力があり、時間の使い方が非常に上手な学生だということがわかった。それでは人間関係はどうかな。」 )

「同じお店で働く方々との人間関係を円滑にするための工夫は何かされましたか?」

学生:

「はい、このお店では女性も多く、常に忙しいので、同僚の陰口・悪口というものを頻繁に耳にするものです。
 しかし同意を求められた時には、『わたしは、人のいい点だけを見なさい というのが家訓だから。』 と言って、常に同僚の良いところを見つけて褒めると言うことに徹してきました。」

面接官:

(  「一貫性があり、好感が持てる回答だ」 )

「どうもありがとうございました。」




ボーダーラインで一次面接を通過出来るかと思います。

何故かというと、初めの質問の回答で

この事例の場合は、エピソードがあまりにも大きな社会問題で、等身大に見えない点がマイナスです。面接官に疑いを抱かせてしまうだけで終わってしまうのです。

本気でチャレンジして等身大であることを示すことが出来れば良いのですが、そんなに単純に大きな社会問題に取り組めることは普通は無いという先入観を取り払わなければなりません。

二次面接に向けては、さらに具体的、高度なレベルの質問をされますのでそのための準備は怠らないで下さい。

>いつも訪問いただいてありがとうございます

いつも訪問いただいてありがとうございます


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